【知って損なし】なすの特徴と切り方

下処理

家庭料理によく使われる「なす」は6月から10月の初夏から秋にかけて収穫されます。

みにもぐ
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なすには「夏なす」と「秋なす」の2種類あるよ!

収穫する時期によって名前が変わるよ

6月から収穫される「夏なす」は、身がしっかり詰まっており、形が大きいのが特徴です。

9月から10月に収穫される「秋ナス」は柔らかく甘味があります。

「夏なす」や「秋なす」は季節の変化とともに楽しむことができる食材です。うまく活用するために、この記事では、なすの切り方と下ごしらえについて紹介していきます。

初心者が苦手から好きになる方を増やしたい。
管理栄養士の資格を保有しています。
すぐ真似できるコツを伝えていきます。

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ナスの上のヘタはどこから切るのかしら

なすの下処理方法

まず最初になすのへたとその下のがくの部分を包丁で切っていきます。

なすのヘタとがくの間の境目に包丁を添わせて切っていきます。

みにもぐ
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次に、5種類のなすの切り方を伝えていくよ

なすの切り方

調理の方法によって切り方を変えていくと料理時間の短縮や、食材に火が通りやすくなります。それでは、切り方についてみていきましょう。

輪切り

輪切りは炒め物や、はさみ焼き、蒸し物に使用され、厚さを太めにカットすることで天ぷらなどの揚げ物に使えます。

ヘタをとったなすを端から包丁でカットしていきます。

半月切り

ヘタを切り落とし、縦半分に切り、切り口を下に置いて端からお好みの厚さで切り込みを入れます。

厚さを薄く切ると、和え物や浅漬け、ナスの太さを変えて幅を厚く切ると炒め物に使用されます。

いちょう切り

なすを縦に4等分に切ります。切り口を下にして端からカットしていきます。

薄くカットすることで味が染み込みやすく、スープや汁物に用いる切り方です。

乱切り

なすを縦に4等分に切ります。4等分の1個に包丁を斜めに刃を当て、大きさを揃えて切ります。

炒め物の麻婆茄子や煮物、大きく切り込みを入れると煮浸し、揚げ浸しにも使用できます。

切断面から味が染み込んでいくので、切り口が増えることで、調味料が染み込み美味しく調理できます。

さいの目切り

なすをサイコロのように切る切り方です。

半分に切り込みをいれ、切り口を下にします。縦に4〜5等分切り込みを入れます。

端から1cm程度の幅に切り込みを入れていきます。

みにもぐ
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なすの大きさによって縦の切り込みの大きさが変わるよ!

1cmにカットするとうまくできるよ

洋食のラタトゥイユや、キーマカレー、肉味噌、山形のだしなど他の食材に合わせてさいの目切りにすると見栄えが綺麗に完成します。

みにもぐ
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なすの栄養成分を紹介するよ

なすの栄養ポイント

なすの栄養成分は、約94%が水分で、ピタミン B群・ Cなどのビタミン、カルシウム,鉄分,カリウムなどのミネラル成分、食物繊維などをバランス良く含んでいます。

みにもぐ
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なすは水分量が多いので、冷蔵庫に保存していると

しなしなになっていることがあるね

食物繊維が豊富で便秘の改善効果

ポリフェノールによる体の老化を防ぐ

旬の野菜は栄養価が高く味も美味しいので、「夏なす」と「秋なす」を食べるのがおすすめです。

同じなすでも「夏なす」「秋なす」の違い具体的に知らないわ

季節によって収穫する時期が異なる「夏なす」「秋なす」は食感が異なるので、調理方法を変えていくと美味しく食べることができます。

なすのおすすめの食べ方

夏なすの特徴と調理方法

夏の時期に収穫される「夏なす」は、強い日差しや高い気温の中で育つので、皮が厚く、果肉が締まっているため、食感が楽しめます。秋なすよりも比較的大きく育ちやすいです。

炒め物や煮物など調理をしても煮崩れが少なく、しっかりとした食感を楽しめるのが、夏なすの特徴です。煮込み料理や麻婆茄子などのかき混ぜるメニューも、形よく仕上げられます。

おすすめの調理方法

炒め料理 

(麻婆茄子・味噌炒め・そぼろ炒め など)

煮物料理 

(カレーライス・煮浸し・トマト煮・ラタトゥイユ など)

秋なすの特徴と調理方法

秋の時期に収穫される「秋なす」は、水分を多く含んでいるのでみずみずしいのが特徴です。夏なすよりも甘みが多く、皮も薄く柔らかいです。

その甘みと柔らかさをいかして、食感そのものが楽しめる和え物や浅漬け、他にも、天ぷら、焼きなす、揚げ浸しなど短時間の加熱料理に向いています。他にも 田楽・そうめんやうどんの具・かさね蒸しなどの料理もおすすめです。

おすすめの調理方法

サラダや和え物

(浅漬け・マリネ・梅肉和え・ポン酢あえ など)

揚げ物料理 

(天ぷら・はさみ揚げ・揚げ浸し・フライ など)

※ 田楽・麺類の具・蒸し料理もおすすめ 

なすを使用した簡単万能レシピ

なすの肉味噌 〜いろんな料理にも応用可能〜

お好きなひき肉となす、調味料を合わせて炒めるだけで簡単に作れちゃいます。

ひき肉は合い挽き肉、豚ひき肉、ヘルシーに食べたい時は鶏ひき肉でも変更可能です。生姜とニンニクはなくても良いですが、入れた方が風味があり美味しくいただけます。

レシピ (2人分) 所要時間15分

なす   2本 (200g程度)

ひき肉  100g

(豚・合い挽き・鶏どれでも可能)

生姜チューブ 少々 

炒める油  サラダ油

・調味料 (下の調味料を合わせておきます)

 ※味噌  大さじ1 

 ※醤油  小さじ1

 ※酒   大さじ1

 ※みりん 大さじ1

 ※水   50cc

トッピング ごま油 少々

       青ネギ あれば

作り方

①なすを薄い いちょう切りにカットしていく。

②フライパンにサラダ油をひき、加熱する。

③生姜チューブとひき肉、①で切ったなすの順に加え肉に火が通るまで炒める。

④合わせた調味料を加え、沸騰するまで加熱する。

⑤少しとろみが出るまで弱火で加熱する。 

⑥味見をして甘味が足りない時は砂糖を小さじ1追加すると美味しく食べれます。

⑦トッピングにごま油、青ネギをかけて完成です。

アレンジレシピ集

肉味噌冷奴

肉味噌うどん

肉味噌そうめん

ご飯の上にかけるだけ 肉味噌丼

焼いた厚揚げの上に乗せるだけ 厚揚げの肉味噌 など

1個の肉味噌料理でいろんな種類のレシピに使用できます。一度試して見てください!

みにもぐ
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辛味が好き方は豆板醤を

入れても美味しいよ

最後に

なすは家庭料理で広く使われる野菜です。その基本的な切り方や特徴を知ることでより美味しい料理に仕上げることができます。なすの切り方をいくつか紹介しましたが、お好みや食べやすさによって使い分け、様々な切り方で楽しんでくださいね。季節によってなすの種類が変わり、特徴も異なるので食べ比べをしてみても良いですね。最後に万能レシピも載せていますので、是非参考にしてみてください。

初心者が苦手から好きになる方を増やしたい。
管理栄養士の資格を保有しています。
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