※本記事では、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
こんにちは、みにもぐです。料理を楽しんでもらうために、「料理の知識」や「迷うポイントの解決方法」などを発信しています。うまくいかなかったと悩んでいる時や、料理についてもっと知りたい時などに参考にして下さい。
いきなりですが、揚げ物の油は何回使用していますか?
何回も使ってて、数えていないわ・・・。
家庭で天ぷらやフライを揚げるときの大量の揚げ油、1回で捨てるのはもったいない。と何度も使用している方も多いのではないでしょうか。
油も空気で酸化していき状態が変化していく食品です。変化長年使用している方など注意が必要です。
そこで今回の記事では、以下の3点を解説します。
今回の記事で分かること
・揚げ油の使用回数
・捨てるべきサイン
・油の保存方法
揚げ油の使用回数
汚れや酸化が少ない油であれば、2〜3回が交換の目安です。食材の種類や量などで酸化スピードも変化してくので、酸化した状態がある際には使用を控えていただくことをおすすめします。
油は、「光、空気、熱など」の要因で劣化していき、これを油脂の酸化といいます。
油脂は酸化すると、体に悪い物質に変化していき、吐き気や嘔吐、下痢、頭痛などの中毒様症状を引き起こすことがあります。そのため、なるべく早く使い切ることをおすすめします。
どの状態の油が使えないかわからない・・
見た目で判断するのがポイントだよ!
酸化した油は見た目で簡単に判断できます。見極め方を今から紹介します。
捨てるべきサイン
油が酸化している状態を見極めるコツ
・色が濃くなる(茶色に色が濃くなる)
・泡が消えにくくなる(食材をあげた後にも泡が残る)
・温度が低くなった時粘りが出る
・煙がでる
・不快な香りがする(枯れ草や塗料のような香り)
上記のような状態になると酸化している可能性が高いので新しい油を使用しましょう。
油の破棄方法
使用済みの油は安全に捨てるために、排水溝に流さないようにしましょう。
自治体のルールを確認
自治体によっては油を資源ごみとしてリサイクル回収しているところがあります。リサイクル回収をすることで、生活排水対策やCO2削減、石油資源保護などのメリットがあります。
自治体により回収方法が異なるので、各自治体にお問い合わせするか、ホームページなどに掲載されているため、一度調べてみましょう。
家庭での処理方法
家庭での使用済み油の処理方法は3種類あります。
①油の凝固剤を使用する。
市販の油凝固剤を使用すると、冷めた油が簡単に固まりゴミとして簡単に捨てることができます。
凝固剤は100円均一やドラックストアなどでも購入できます。
②新聞紙やキッチンペーパーを使用し吸わせる。
油が冷めてから新聞紙やキッチンペーパーに吸わせて袋に入れ可燃ゴミと一緒に捨てます。
③牛乳パックを使用する。
牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーを詰め込み、冷めた油を入れます。紙パックの口を粘着テープなどでしっかりとめて、油が漏れないようにしてから可燃ごみと一緒に捨てます。
やりやすい方法を見つけてみてね!
油が汚れやすい食材
揚げる食材の種類によって油が汚れやすい食材があります。素材の成分が油に溶け出しやすい牡蠣、魚、鶏肉などは他の食材よりも汚れやすくなります。
他にも、パン粉や小麦粉がついているフライや天ぷらは油に沈みやすいので、汚れやすくなります。
汚れやすい順に並べてみると下記の順になります。
- 素揚げ
- 天ぷら
- フライやコロッケ
- 唐揚げなどの下味がついたもの
揚げる順番も汚れにくい素揚げから始めていくと揚げ上がりの色が綺麗になったり、油が汚れにくくなります。
使った油はどうしたらいい?
オイルポットで保存するのがおすすめだよ!
油の保存方法
揚げ油は冷めないうちに片付けるのがポイントです。
①揚げ物後の揚げカスを網じゃくしで取り除く。
②揚げ油が完全に冷える前に油こしでろ過し、保存容器に入れます。
③油が冷めてから、フタをきちんと閉めて冷暗所で保存をします。
冷めてから蓋をするのがポイントです。
水蒸気が溜まり油に水分が入る原因になるよ!
油は開封後できるだけお早めに使用し、保存期間は2ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
油の保存にはホーローやガラス製が酸化しにくいのでおすすめです。
コメント